佐渡の人形芝居を伝承する団体や児童生徒が熱演を披露した定期公演=佐渡市中原
佐渡の人形芝居を伝承する団体や児童生徒が熱演を披露した定期公演=佐渡市中原
佐渡の人形芝居を伝承する団体や児童生徒が熱演を披露した定期公演=佐渡市中原

 国の重要無形民俗文化財に指定されている佐渡人形芝居の定期公演がアミューズメント佐渡(佐渡市中原)で開かれた。約100人が訪れ、文弥人形、のろま人形の伝承に取り組む7座や児童生徒の熱演に見入った。

 佐渡人形芝居保存会が2日に開いた。島内の人形座・団体はメンバーの高齢化や後継者不足が続いている。この日は担い手育成のために佐渡文化財団が行っている親子教室に通う子供たちのほか、高千中、真野中の生徒たちも舞台を踏んだ。「孕常盤(はらみときわ)〜牛若弁慶五條の橋出会いの場」「ひらがな盛衰記〜粟津ケ原巴合戦の場」などの激しい立ち回りをはじめ、重ねてきた練習の成果を披露した。...

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