
新潟県内でクマの出没が相次ぎ、2025年度の目撃・痕跡報告件数が26日夕までに1129件に上り、過去最多だった20年度の1957件を上回るペースとなっていることが県の調べで分かった。県は26日、クマの餌となるブナの実が今秋は凶作だと発表。冬眠前のクマが餌を求めて人里に出没する可能性が高いことから、引き続き注意を呼びかけている。
目撃・痕跡報告件数は記録がある09年度以降、20年度が最多で、19年度が1458件などだった=グラフ参照=。20年度の4〜9月は計741件で、25年度は既に上回っている。
20年度は...
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