左から道下徳成氏、小谷哲男氏
米朝関係の構築に意欲を示す米国のトランプ大統領が、８月の米韓首脳会談で北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党総書記と「年内に会いたい」と秋波を送った。北朝鮮はロシアや中国との接近が目立つが、金氏も今月２１日、非核化要求を放棄した平和共存を望むなら「会えない理由はない」と言及した。米朝首脳会談が実現し、日朝関係や北朝鮮による拉致問題は前進するのか。朝鮮半島の安全保障問題に詳しい道下徳成・政策研究大学院大教授（６０）と、米国の安全保障が専門の小谷哲男・明海大教授（５１）に展望を聞いた。（報道部・樋口耕勇）...
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