
新潟市は9月30日までに、2024年度の一般会計などの決算を発表した。一般会計の歳入は前年度比5・7%増の4635億4455万円、歳出は前年度比6・3%増の4521億3337万円。決算額としてはいずれも過去最大だった20年度決算に次ぐ規模となった。能登半島地震への対応や人件費増などが要因。財政の豊かさを示す財政力指数(3カ年平均値)は8年連続で低下した。
20年度は新型コロナウイルス禍に伴う特別定額給付金の影響で過去最大だった。24年度一般会計の歳入は、能登半島地震対応による国庫支出金、県支出金、市債などが増加。歳出は災害復旧費や人件費などが押し上げた。
歳入から歳出を差し引いた形式収支は...
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