
JSファンダリ新潟工場=小千谷市
新潟労働局は3日、小千谷市に工場を持つパワー半導体受託生産JSファンダリ国内初の独立系半導体受託生産企業として2022年設立。日本政策投資銀行系ファンド「マーキュリアインベストメント」(東京)から80億円、企業助言「産業創成アドバイザリー」(東京)から21億円の出資、第四北越銀行(新潟市中央区)などから計100億円の融資を受けて、米半導体大手オン・セミコンダクターの工場を引き継いだ。今年7月、総額約161億円の負債を抱えて東京地裁に破産申請した。(東京)の破産でこれまで解雇された472人のうち、9月末で163人が再就職したと発表した。解雇者は10月に計532人となる見込みで、労働局は早期就職の支援を続ける。
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JSファンダリは7月14日に破産申請した。新潟労働局によると、再就職した163人の勤務先は県内の製造業が中心だという。
新潟労働局が8月に小千谷市など県内6カ所で開いた合同企業説明会では、...
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