
「うるる」が展開するフォンデスクのオペレーター
仕事上の雑務を減らすサービスの活用が進んでいる。在宅ワーカーがオペレーターを務める手軽な電話代行、社員によるタクシーの経費精算の手間を省く配車アプリが普及。導入企業には社員が本業に専念しやすい環境を整えられるという利点がある。請求書のやりとりをインターネットのクラウド上で行い、郵送に伴う作業と費用を削減するサービスも好評だ。(共同通信社=出井隆裕記者)
▽導入企業5千社超
「オフィスには営業の売り込み電話も多く、その対応で社員の仕事が中断される。電話を受けた社員は業務効率が落ちる上にあまり評価もされない」。電話代行サービスのフォンデスクを提供する「うるる」の脇村瞬太さんはこう強調する。
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