
デフリンピックの応援イベントで、サインエールのワークショップが行われた=東京都千代田区
聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が日本で初開催された。世界81カ国・地域から参加した約3千人の選手が熱戦を展開。国籍の違いや障害のあるなしを超え、手話による交流も進んだ。
手話は初めてだけど、会話ができて楽しかった―。大会運営本部が置かれた東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター。選手と市民の交流広場「デフリンピックスクエア」には手話講習用のテントが設けられ、来場者が日本手話と世界共通の国際手話で「あなた」「ありがとう」などを学んだ。
「いろいろな手話をもっと知りたい」などと声を弾ませる受講者たち。企画担当者も「いろいろな人に手話に親しみを持っていただいた」と手応え...
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