
ツインバード(燕市)は10日、2025年8月中間期の単体決算を発表した。備蓄米の放出で精米器や炊飯器の販売は伸びた一方、競争の激しい冷蔵庫や洗濯機が低調。純損益は4億3200万円の赤字となり、前年同期2億2100万円の赤字から赤字幅が拡大した。
売上高は前年同期比4・6%減の42億4800万円、営業損益は3億9900万円の赤字(前年同期は3億5000万円の赤字)、経常損益は4億2900万円の赤字(同3億2800万円の赤字)。中間配当は3円。
家電製品の値上げなどで収益性は改善したが、売り上げの減少が響いた。
26年2月期は、需要期の年末年始に向けて新製品を投入するなどして増収増益を図る。売上...
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