子どもたちが選挙の仕組みや投票の大切さを学んだ出前授業=佐渡市赤泊
子どもたちが選挙の仕組みや投票の大切さを学んだ出前授業=佐渡市赤泊

 将来の有権者に選挙に関心を持ってもらおうと、選挙制度について学ぶ出前授業が、佐渡市赤泊の赤泊小学校で行われた。5、6年生14人が模擬投票などを体験し、投票の大切さを学んだ。

 9月30日の出前授業は赤泊小の要望を受け、市選挙管理委員会が開いた。市選管の担当者は、選挙の仕組みや若者の投票率の低さなどをクイズを交えて説明。「投票に行かないことは、自分の意見を言わないことと同じ」などと選挙に参加する大切さを呼びかけた。

 模擬投票では、教員3人が架空の「南佐渡島市」の市長選立候補者となり、若者の就職支援や子育て支援、産業振興など、実現したい公約をそれぞれ発表した。児童は各候補の訴えを聞き、実際の選挙で...

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