
滑りやすい土俵の上で“力士”たちが多彩な技を繰り出した日本海海上大相撲=佐渡市の赤泊港
夏恒例の赤泊港まつり(実行委主催)が、佐渡市の赤泊港で行われた。海に浮かべた土俵で相撲を取るメインイベント「日本海海上大相撲」では、“力士”たちが熱い取り組みを繰り広げた。
海上大相撲は2日に実施され、小学生、中学生、一般の部の個人戦に約80人が参加。直径約4・5メートルの土俵上で「負けるな」「落とせ」などの声援を浴びながら、突っ張りや押し出しなど多彩な技を見せた。熱戦に巻き込まれた行司が海に落ちる場面もあり、歓声が上がった。
小学生男子の部で優勝した赤泊小6年、佐々木大和さん(12)は「優勝を狙っていたのでうれしい。土俵上は滑るので、自分は転ばず相手を転がすよう工夫した」と語った。
小中学...
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