地場メーカーの技術が光る製品が一堂に並ぶ「加茂桐簞笥まつり」=17日、加茂市幸町2
地場メーカーの技術が光る製品が一堂に並ぶ「加茂桐簞笥まつり」=17日、加茂市幸町2

 加茂市の伝統的工芸品・桐たんすの魅力を発信する「加茂桐簞(たん)笥(す)まつり」が17日、加茂市幸町2の市産業センターで3日間の日程で開幕した。実用性と美しさを兼ね備えた桐たんすや桐小物など、産地ならではの逸品を展示・販売する。

 加茂簞笥協同組合が主催し、24回目の今年は5社が参加。木目の温かみが映える総桐たんす、洋風の収納家具に加え、防虫・防湿性に優れた桐の材質を生かした米びつなど新作や自信作100品以上が並んだ。オーダーメードや修理、リメークの相談にも応じる。

 オープニングで組合の桑原隆理事長(57)は「加茂は日本一の桐たんすのまち。その名に恥じないよう、3日間精いっぱい取り組みたい」と...

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