
今日は傘を持って出かけるべきか-。雨や曇りの日が多い新潟県では、毎朝の降水確率のチェックが欠かせない。でも、降水確率が何を意味するのかよく分からない人も多いのではないか。新聞やテレビ、民間の気象会社ごとに降水確率が違い、何を信じれば良いのか戸惑うこともある。どう見れば良いのか。専門家に聞いた。(長岡支社・井上美咲)
そもそも降水確率とは何か。気象庁は「指定された時間帯の間に1ミリ以上の降水が降る確率」と定義している。降水には雨や雪がある。決められた予報区域内で1ミリ以上の降水があるか、ないかのみを表している。
新潟地方気象台の主任予報官土田覚さん(55)によると、降水確率は気象庁のスーパーコ...
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