
市販の中華麺で再現した上越市のホワイト焼きそば
上越市のご当地グルメとして15年ほど前に誕生した「ホワイト焼きそば」。全国的なB級グルメ人気を背景にデビューし、地域活性化につなげようと関係者の期待も大きかった。ところが市民から最近「見なくなった」との声を聞いた。上越地域では糸魚川市のブラック、妙高市のレッドと合わせ3色の焼きそばとしても注目を集めた。白いソースがかかった焼きそばはもう食べられないのか。関係者に話を聞いた。(上越支社・三岡東之)
ホワイト焼きそばは、米粉を活用する市の事業として、飲食店組合の有志らが米粉入りの麺を作り、2011年に完成した。推進活動に携わった桑原尚二さん(60)は「雪のイメージや、上杉謙信が白い頭巾をかぶっているなどから、ホワイトに決まった」と経緯を説明する。
ホワイト焼きそばは、...
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