
住友林業が国内で提供する注文住宅のイメージ
大手住宅メーカーの一角を占め、森林経営、木材の製造・流通のほか木造建築など木を軸にした事業を手がける。江戸時代の1691年、住友家が別子銅山(愛媛県新居浜市)を開坑し、銅の製錬に欠かせない薪炭や坑道建設に使う木材を調達したことが始まり。(共同通信=浜谷栄彦記者)
1948年に住友林業設立。1956年に木材の輸入を始め、現在に至るまで商社の役割を果たしている。1975年、本格的に木造注文住宅事業に乗り出し、住宅メーカーとしての地歩を固めていく。
21世紀に入ると、人口増加による住宅需要が見込める海外に力を入れるようになった。2003年、木材の流通拠点だった米シアトルで分譲住宅の販売を開始。米国...
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