中越地震で被災した地域を訪れ復旧対策を学んだ見学会=20日、長岡市山古志南平
中越地震で被災した地域を訪れ復旧対策を学んだ見学会=20日、長岡市山古志南平

 中山間地を襲った中越地震から21年となるのを前に、地滑りなどの被害から復旧した現場の見学会が20日、長岡市と小千谷市で開かれた。林野庁の若手職員や県内の自治体職員ら約50人が、災害復旧に必要な知識を深めた。

 中越地震では各地で土砂崩れが起きて道路がふさがり、国や県、警察などが連携して復旧作業に当たった。中越地震で災害対応をした経験者が減る中で、次世代に知識を共有し関係者間の連携を深めようと、林野庁上越森林管理署などが見学会を企画した。

 県道が崩落した...

残り211文字(全文:439文字)