樋口健一教育長(右)に答申書を手渡す検討委の雲尾周委員長=魚沼市役所
樋口健一教育長(右)に答申書を手渡す検討委の雲尾周委員長=魚沼市役所

 魚沼市の小中学校のあり方を考える検討委員会は、児童生徒数の減少などを踏まえ、現在の8小学校、5中学校を段階的に統合し、小学校は2035年度をめどに4校程度に、中学校は40年度をめどに1校にする答申をまとめ、市教育委員会に提出した。市教委は答申を基に本年度内に再編計画案を策定し、26年度から各地域で説明していく。

 検討委は雲尾周・新潟大大学院教授を委員長に、保護者や地域の代表、学校関係者らで構成。昨年10月、「市立小中学校の望ましい教育環境に関する基本的な考え方」について諮問を受けた。これまで会議を8回開き、2日に答申した。...

残り644文字(全文:909文字)