サッカーJ1アルビレックス新潟の苦しい戦いが続いています。新潟日報の紙面でも選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

ホーム神戸戦・試合前日

練習後、入江徹監督のほか、MF奥村仁選手、DF早川史哉選手が各社合同の前日会見に出席しました。

◆目の前の試合に集中するだけ 入江徹監督

(神戸戦はプレッシャーのかかる試合が、今の心境は)

ここずっとそうですけど、自分たちがどれだけできるか。もうやるしかないと。他のところを気にするしてても、そこを自分たちでコントロールできるわけでもないと思うので、目の前の試合に対して自分たちがやることをしっかりやるしかないっていう風に思ってます。

(神戸は今季初勝利の相手だが、印象は)

やっぱり攻撃にはすごい力があるチームだと思ってますし、もちろん守備のところも1人1人、能力が高い選手が多い中で、前に対しての圧力っていうのはすごいものがある。Jリーグの中でもトップクラスのそういう力を持ってると思いますので、しっかりと対応しなければいけないという風に思ってます。

(打開するために意識することは)

自分たちがまずやるべきことはしっかりやるっていったところと、守備のところではやっぱりどれだけ相手に対して圧力をかけられるかっていうところ。攻撃に関しては、より自分たちの良さっていったところを、どれだけ押し込める時間を作るためにどうするべきか、今週やってきたところをどう表現できるかという部分かと思ってます。

(今週やってきた部分、積み重ねにプラスアルファで特に意識した部分は)

そうですね。今までの積み上げ、自分たちのやるべきことっていう変わらない部分と、もちろん神戸さんに対してっていうところで、狙いどころといった部分の意識は、共通意識を持っいます。

(神戸は連戦だが、疲労などは考慮するか)

この前の金曜日に試合し、そのあと水曜日にACLという中で、メンバーの変わってる選手、新たな選手、途中から出てくる選手もいましたけど、そういう面ではそんなに3日、3日というそんなに大きな差は正直ないのかなという風に思ってて。それだけタフに戦える選手が多いと思います。そういったところで自分たちが有利だとか、連戦というところは気にはしていません。

(残りのホームの試合も少ないが、サポーターに見せたいものは)

本当に勝利に対してっていうところは自分たちが求めていかなければいけないところ。もちろんクラブ全体で考えていることで、自分たちが準備してきたこととプラスアルファをどれだけ出せるかっていうのが勝利につながると思っています。あとは状況的にすごい難しい状況かもしれませんが、そこに対してしっかり自分たちのやるべきことを出す、持ってる力を100%出すというところをベースに、試合に入っていきたいなと思ってます。

(あらためてこの状況をどう受け止めているか)

もちろんそれは自分のところの責任っていうのは大きいなと思ってます。自分がやっぱりなんかできなかったかなと常に思って、考えていますし、どういう戦い方をしたら勝てるかいった部分に対して、もちろんスタッフと話し合いをしながらっていうのはもちろんありますけども。

(サポーターは勝利を期待している)

本当にたくさんサポーターさん、常に毎試合声援を送ってパワーを与えてくれている。そこに対して、本当に臆することなく、積極的に自分たちから仕掛けて戦って挑んでいきたいなっていう風には思ってますし、相手にゴールをどれだけ脅かせるか、自分たちがしっかり守備ができるかっていうところだと思います。そういう1つ1つにこだわってやっていきたいなという風に思います。

(先週は練習の後に堀米主将と話し合っていた、副主将の早川選手とも話していた思うが、試合する前に主将、副主将に何か託したことは)

いや、特に主将、副主将だからというわけではなく、気になった点であったり、いろんな選手と話をしてますし、そういった中で主将とも話すことになった部分もありましたけど、
常日頃からコミュニケーション取らなければいけないところっていうのは取ってきていますので。チームとして戦っていく上で必要なことを話しています。

(2人から入江監督への話は?)

特に改めてっていうのは、特に。

(改めてこの状況でチームを1つにして向かうという監督の思いは)

本当にもう、これはもう選手もそうですし、クラブ全体でやっぱり勝利っていったところに対して向かっていくことだけですので。そこに対してはみんな強い思いを持っていますので、それが試合の中で表現できればいいかなという風に思ってます。

◆DF早川史哉 レオ・シルバに学んだ人間性「今のチームにつなげたい」

(いいパフォーマンスが続いているように見える。好調の理由は)

特に変えたことはないです。試合に出て感じたことを修正したりだとか、そういう取り組みっていうのはできてますし、週の初めにちょっと長い距離をゆっくり走るっていうことは取り組んで、もう何カ月かになりますけど、それが試合中の余裕というか、プレーの余裕につながってはいるのかなと。そこは実感としてあります。

(週の初めというのはオフの日?)

オフの次の日です。オフ明けの、最初の練習が終わった後ですね。

(全体的に失点は少なく抑えられてるが、その上で守備の課題は)

まず...

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