
地元で採れたアマンダレが入ったけんちん汁
新米が店頭に並んだ。異常な猛暑だった今夏は作柄への影響が心配されたが、多くの生産者からは「予想したほど悪くなかった」と安堵(あんど)の声が聞こえる。ただ、米価も高騰している中、例年以上にご飯のありがたみをかみしめたい。担当記者が、ご飯をよりおいしく味わう「飯の友」を探し歩いた。(5回続きの1)
キノコ、大根、サトイモ、ゴボウ、ニンジンなど具だくさんのけんちん汁。だしが効いた熱々の汁をすすると、ご飯が進む。魚沼市では郷土料理として各家庭で広く作られており、学校給食にも出される。中でも、地域で「アマンダレ」と呼ばれる天然のナラタケを入れた物が格別と教えてもらった。
福島県境の山あいにある大白川の民宿「休み場」では、...
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