
初当選を決め、両手を挙げて支持者に応える小菅淳一氏(左)=26日午後11時過ぎ、上越市藤巻
任期満了に伴う上越市長選は26日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元外交官の小菅淳一氏(73)が、無所属の現職中川幹太氏(50)ら5人を破り初当選を決めた。
県選挙管理委員会に記録が残る1947年以降、過去最多の6人が立候補。1期目の中川市政や、相次いだ中川氏の不適切発言への評価が争点となった。有権者は市政刷新を選んだ。
小菅氏は「停滞した上越を復活させる」と訴え、外交官の経験や国とのパイプをアピール。中川市政への批判の受け皿となった。母校高田高の同窓生に加え、自民党県議や保守、リベラル系の多くの市議が支援。市の経済界も後押しし、分厚い組織戦を展開した。
小菅氏は...
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