
関係者から教わり、こいのぼりの口ひも付けをする須田中の生徒ら=加茂市後須田
加茂市の春の風物詩「加茂川を泳ぐ鯉(こい)のぼり」の運営に自分たちも関わりたいと、市内の須田中学校生徒が来春に向けた準備作業に取り組んだ。生徒らは口ひもの取り付け作業を体験。設置を続ける有志らとも交流し、地域の伝統行事への思いを膨らませた。
きっかけをつくったのは3年生全7人だ。加茂川では例年約500匹が空を泳ぎ、多くの見物客でにぎわう。ルーツや運営の実情を知りたいと4月、設置作業を担う加茂市観光協会に講話を依頼した。
こいのぼりは有志団体「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」が1989年に飾り始めた。2025年度から観光協会が運営を引き継ぎ、有志らも引き続き活動するが、...
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