3月に営業終了し、閑散としている西堀ローサ=9月2日、新潟市中央区
3月に営業終了し、閑散としている西堀ローサ=9月2日、新潟市中央区

 新潟市の中原八一市長は、30日の定例記者会見で、3月に営業終了した中央区の地下商店街「西堀ローサ」の跡地の再活用について、都市計画やまちづくりなどの専門家会議を本年度内に設置する方針を明らかにした。中原市長は「全面的に改修する場合、100億円を超える公費が必要となるので、さらに冷静で客観的な検証が必要になる」とした。

【関連記事】
「西堀ローサ」修繕費100億円超…新潟市は全額負担も検討
「西堀ローサ」利活用は可能?新潟市が民間による調査で検証

 西堀ローサは1976年に開業。経営難のため長年にわたり設備が更新されておらず、市は今年9月、全面修繕に100億円超を要するとの概算を示した。修繕コストや利活用したときの収支など...

残り225文字(全文:535文字)