
大規模な海難事故を想定して行われた特殊救難隊と機動救難士らの合同訓練=新潟市東区松浜町
第9管区海上保安本部は、第3管区海上保安本部の羽田特殊救難基地所属の特殊救難隊と合同で、海難救助を想定した訓練を実施した。大規模な海難事故の発生に備え、新潟航空基地(新潟市東区)にあるヘリコプターを使い、連携して人命救助の手順などを確認した。
特殊救難隊は、危険物を積載した船で起こる火災や座礁船での人命救助など、特殊な海難救助に携わる「スペシャリスト」。20日に行われた訓練には隊員や9管の機動救難士ら計21人が参加した。
隊員らは、つり下げ装置につながったロープを用いて、安全にヘリから降下する手順を確認した。炎や煙が上がる船内での救助を想定し、酸素マスクやボンベを装着。担架やハーネスなどの道...
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