
JR大糸線の持続可能な在り方を検討する方針を確認した振興部会=10月31日、長野県大町市
JR大糸線沿線の官民でつくる「大糸線利用促進輸送強化期成同盟会」の振興部会は10月31日、長野県大町市で10回目の会合を開き、持続可能な交通体系の在り方を2026年度から検討し、年度内に結論を取りまとめる方針を確認した。これまで活性化策や利用促進策に重点を置いて議論してきたが、今後は持続に向けた方策についての議論が始まる。
持続可能な交通体系の在り方について具体的に例示はしなかったが、県内外の赤字ローカル線の議論も参考に、バス転換や三セク方式などあらゆる方策を総合的に検討するとみられる。
会議は冒頭以外非公開。終了後の記者会見で新潟県や長野県の担当者は、新たな会議体の設置も視野に、...
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