びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)の2年次生309名が、滋賀県で10月下旬に開催された第24回「全国障害者スポーツ大会(障スポ)」において、選手団のサポーターとして活動した。今年の全国障害者スポーツ大会は「わたSHIGA輝く障スポ2025」として、国民スポーツ大会(旧国体)とともに滋賀県で開催。学生らは事前学習で障がい者スポーツへの理解を深め、当日は水泳・卓球の各競技に参加する選手団のサポートを行った。
2025年の国民スポーツ大会(国スポ/旧・国民体育大会(国体))ならびに全国障害者スポーツ大会(障スポ)は、滋賀県において「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」として開催された。
びわこ成蹊スポーツ大学による「障スポ」サポートの取り組みは、「スポーツフィールドワークI」の授業の一環として実施されたもの。水泳・卓球の各競技に参加する選手団(計134団)を対象に、学生たちが1~3名ずつ配置され、10月24日から27日にかけてサポートを行った。
事前学習では、選手や県職員からの講話を通じて障がい者スポーツへの理解を深め、応援旗の制作など準備も進めてきた。大会当日は選手団の一員として、練習の補助、競技用具の運搬、会場内での誘導など、選手が安心して競技に集中できるようサポートを行った。
現場での実践を通じて、学生たちは大会運営の仕組みや競技の在り方、そして選手への理解を深めることができた。
びわこ成蹊スポーツ大学では今後も実践的な学びを通して、学生が社会とつながりながら成長できる機会を創出していく。
【学生コメント】
■後藤 菜央さん(2年次生/アスリートコーチングコース)
選手団サポーターとしての4日間の実習を通して、これまで関わる機会の少なかった障がいのある方々と活動でき、とても貴重な経験となりました。私の担当は水泳競技の滋賀県選手団でした。地元開催の選手を支えることができ、とても大きな学びとなりました。
レースが始まると選手の方々は表情を引き締め、力強く挑む姿が印象的で、その努力の積み重ねの大きさを感じました。また、スタッフの方々が選手を細やかに支え、大会を円滑に進めている姿はとてもかっこよかったです。私もマネージャーとして、この経験を生かし、周囲をよく見て行動し、誰に対しても寄り添いながら支えられる存在になりたいです。
■勢渡 隆乃将さん(2年次生/トレーニング科学コース)
選手団サポーターとしての4日間の活動を通じて、チームの一員として信頼関係を築くことの大切さを学びました。特に、視覚障がいを持った選手にとっては、ヘルパーが信用・信頼できる人でないと任せることができません。そのため自分自身が信頼されるよう、誠実な態度を保つこと、責任感を持つこと、何が起きても柔軟に対応すること、また周囲への気配りを意識して取り組みました。
選手団の方々からは、「ありがとう」という言葉の力や、相手に寄り添う姿勢、コミュニケーションの大切さも学びました。今後もこの経験を活かして、誠実に行動し、さまざまな人に信用・信頼される存在を目指していきたいです。
○「わたSHIGA輝く障スポ2025」
https://shiga-sports2025.jp/shospo
▼本件に関する問い合わせ先
びわこ成蹊スポーツ大学 企画広報部
大峯 有二郎
住所:滋賀県大津市北比良1204番地
TEL:077-596-8421
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【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/












