人権の大切さを学んだ中通小の児童たち=柏崎市曽地
人権の大切さを学んだ中通小の児童たち=柏崎市曽地

 人権の大切さを児童に伝える「人権啓発キャラバン」が、県内の小学校を巡回し、柏崎市曽地の中通小でゴールした。全校児童34人で考えたメッセージをボードに埋め込み、「人権ハート」を完成させた。

 キャラバンは県などが主催し、毎年行っている。差別やいじめにより県内の12小学校に飛び散った人権ハートを、各校の児童のメッセージでよみがえらせるというストーリー。中通小では10月23日に行われ、12分割されたハートが復活した。

 大きく「中通りっ子」と書かれた周りに、12のメッセージや単語が書かれたボードが完成した。代表の6年生2人が「自分も相手も大切に」「あったかハートでいじめゼロ」と読み上げ、全員で復唱した...

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