日本人と外国人が一緒に災害について考えた講座=23日、新潟市中央区関屋下川原町1
日本人と外国人が一緒に災害について考えた講座=23日、新潟市中央区関屋下川原町1

 日本人と外国人が共に災害時の助け合いについて考える講座が23日、新潟市中央区の日本赤十字社県支部で開かれた。参加者は災害時に役立つ知識のほか、それぞれの文化や言葉の違いに関してグループワークで理解を深めた。

 県内に住む外国人が増える中、災害発生時に日本人と外国人が地域で協力できるよう、県国際交流協会と県地域おこし協力隊の吉田飛鳥(あすか)さん(33)が企画。フランス、ミャンマー、台湾出身の6人を含む約30人が参加した。

 参加者は日本で過去に起きた地震や津波について学んだ後、避難所に持ち出す品を考えるグループワークを行った。「毛布の代わりに衣類を多めにしたら」「お金は必要だ」などと意見を出し合...

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