
対話型鑑賞を通して感じた点を発表する中条中の生徒たち=胎内市下赤谷
胎内市東本町の中条中学校の生徒が、下赤谷の市美術館で、複数人で作品を見て感じたことを話し合う「対話型鑑賞」に挑戦した。生徒たちは地元ゆかりの作家の作品をじっくり眺め、作品に込められた思いなどに想像を膨らませていた。
対話を通じて作品に対する見方や価値意識を深める鑑賞法で、ニューヨーク近代美術館で考案された。中条中の美術教諭、相馬貴子さんの発案で、生徒たちは11月上旬、美術館を訪れた。
1年4組の約30人は、6班に分かれ、作者と作品名が伏せられた状態で絵画を鑑賞。第一印象と、じっくり見た後の印象を語り合い、作品名を想像した。
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