
参列者が小林達雄さんをしのんだ「お別れの会」=30日、長岡市台町2
新潟県立歴史博物館(長岡市)の名誉館長で、8月に87歳で亡くなった長岡市出身の考古学者小林達雄さんの「お別れの会」が11月30日、長岡市台町2のホテルニューオータニ長岡で開かれた。考古学に生涯をささげた故人を、参列者約150人がしのんだ。
小林さんは縄文研究の第一人者で、東京都教育庁文化課や文化庁などで遺跡の保存に関わった。国学院大の教授、名誉教授を務め、2023年には米国最古の学術組織の一つ「米芸術科学アカデミー」の国際名誉会員に選出された。県立歴史博物館には構想段階から関わり、2000年の開館から07年まで初代館長を務めた。
会場では、参列者が黙とうし、遺影が掲げられた祭壇に献花した。元...
残り162文字(全文:462文字)











