富士スピードウェイで開かれたイベントに合わせて、全国各地から集結した日産自動車のスポーツカー「GT-R」=10月、静岡県小山町
富士スピードウェイで開かれたイベントに合わせて、全国各地から集結した日産自動車のスポーツカー「GT-R」=10月、静岡県小山町
富士スピードウェイで開かれたイベントに合わせて、全国各地から集結した日産自動車のスポーツカー「GT-R」=10月、静岡県小山町
富士スピードウェイで開かれたイベントに合わせて、全国各地から集結した日産自動車のスポーツカー「GT-R」=10月、静岡県小山町
日産自動車のスポーツカー「GT-R」
日産自動車のスポーツカー「GT-R」
ホンダのスポーツカー「NSX」
ホンダのスポーツカー「NSX」
トヨタ自動車のスポーツカー「スープラ」
トヨタ自動車のスポーツカー「スープラ」

 スポーツカーが逆風に直面している。環境、安全規制への対応により開発コストが膨らんで車両価格が高騰し、消費者には一段と「高根の花」となっているからだ。自動車各社は性能と価格の両立を考慮し、将来的な電気自動車(EV)化など動力源の変更も視野に戦略を練り直している。

 日産自動車は8月26日、スポーツカー「GT-R」の生産をひっそりと終えた。6代目のR35型は2007年に登場。当時のカルロス・ゴーン社長が日産復活の象徴として5年ぶりに復活させて世界展開を始めた。570馬力の高出力を誇りレースなどで実績を上げたが、約4万8千台を生産して18年の歴史に幕を閉じた。

 ホンダも高級スポーツカー「NSX」の...

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