■こうやって新潟を崩しに来るんだ
J2第14節のFC町田ゼルビア戦は、とても楽しい試合でした。
今季初めて負けた試合に「楽しい」という表現を使うのもおかしな話だけれど、その言葉が最初に湧いてきたのは確かです。まだ初めての敗戦だったからでもありますが、悔しいと楽しいはいつでも相反するものであるとは限らない、と知りました。
その町田戦は1-2で敗れました。前半早々にまさかの2失点、堀米悠斗が62分に追撃のゴールを決めたものの、そのまま逃げ切られています。
町田の2点はどちらも、新潟の左サイドを破られています。1点目はスローインがきっかけで、2点目は逆サイドで始まったビルドアップからだったのですが、...
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