
不明者特定センターで頭蓋骨を調べるホラニ氏=9日、シリア・ダマスカス(共同)
シリアで昨年12月に崩壊したアサド独裁政権は、内戦下で市民を多数拘束し10万人以上が行方不明になったと言われる。拷問や処刑が横行し、犠牲者を埋めたとみられる集団墓地の発見が相次ぐが、機材不足などで身元特定や調査は進んでいない。「家族はどこへ消えたのか」。政権崩壊から1年となっても、真相究明を求める人々の苦悩は続いている。
▽骨であっても
「あなたを忘れない」「残虐行為に裁きを」。8日に政権崩壊1年となり、祝賀の余韻が残る首都ダマスカス。不明者家族らが10日に開いた集会には数十人が集まり、壁に不明者の写真を貼ったり、メッセージを書き込んだりしていた。
旧政権は2011年に始まった反政府デモを徹...
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