記者会見するエヌビディアのジェンスン・フアンCEO=11月、ベルリン(ロイター=共同)
 記者会見するエヌビディアのジェンスン・フアンCEO=11月、ベルリン(ロイター=共同)
 米エヌビディアが発表した最近の出資

 人工知能(AI)向け半導体で世界をリードする米エヌビディアが、国内外の有力企業への出資や提携を相次ぎ打ち出している。潤沢な資金力を生かして通信機器大手や競合の半導体メーカーなどに資本参加し、勢力圏を拡大。一方、米グーグルも独自のAI半導体の外販に乗り出すなど、エヌビディアの独走状態に変化の兆しも出てきた。

 ▽時価総額5兆ドル

 「この協業で設計の在り方が根本的に変わる。将来に向けた素晴らしい製品づくりに役立つだろう」。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は1日、半導体設計支援ソフトウエア大手の米シノプシスに20億ドル(約3100億円)を出資すると発表し、こう強調した。

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