
クマ対応がようやく落ち着き、仕事納めを迎えた新発田市農林水産課の職員たち=26日、新発田市住田
多くの官公庁では26日が仕事納めとなった。県内では今年、クマの目撃が各地で急増し、自治体の担当者は現地確認や注意喚起などに明け暮れた。出没情報はようやく落ち着いてきており、担当者は大掃除をしながら安堵(あんど)の表情を見せた。
南魚沼市は26日、市内に発令していた「クマ出没警戒警報」を、警戒度の低い「クマ出没注意報」に切り替えた。担当する市環境交通課の岩井英之課長は「気が休まらない日が続いたので、気持ちが落ち着いた」と胸をなで下ろした。
新発田市も本年度のクマ出没は260件超と過去最多に上る。9月からは、自治体判断で市街地での駆除ができる緊急銃猟制度が始まり、緊張も強いられた。
職員の負担が...
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