
日本年金機構の障害年金センター=4月、東京都新宿区
障害者にとって生活の「命綱」と言える障害年金の支給・不支給が、日本年金機構の不透明な取り扱いで左右されていた可能性が浮上した。医師の判定結果を権限のない職員が破棄する運用は、現場レベルの慣行として長年続いていたとみられる。ただ記録が破棄されているため、実態は闇の中。職員が恣意的に判断していた恐れも否定できない。
▽「紙折り」
「文書の破棄なんて、犯罪に当たりかねない。そんなことはしないと思うが…」。年金機構の幹部は12月中旬、そう話していた。だが機構が調査を始めると、事実であることが判明。別の幹部は「知らなかった」と驚きを隠さなかった。
機構の障害年金センター職員の証言では、判定結果の破棄は...
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