
2004年5月、会談を終えて小泉純一郎首相(右)と握手する北朝鮮の金正日総書記=平壌市郊外の大同江迎賓館(共同)
2002年と04年に日朝首脳会談に臨んだ小泉純一郎首相は、北朝鮮核問題で日本が蚊帳の外に置かれないよう多国間協議を通じた解決に望みを託していた。体制転覆しない「保証」や侵攻しない「協定」を求める北朝鮮と、これを認めない米国。米朝関係が行き詰まる中、6カ国協議設置でイニシアチブを模索した日本外交の一端が30日公開の英公文書や関係者取材で明らかになった。
▽水面下
北朝鮮が核兵器計画を放棄する可能性は低い。それでも中国や韓国、そして日本を含む多国間協議が不可欠だ―。
小泉氏は03年7月、ブレア英首相を神奈川県箱根町に招いた会談で、翌月に始まる日米朝中韓ロの6カ国協議の構想を説明した。
「ブッシュ...
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