
ナイジェリア・アブジャの避難民キャンプで医薬品を求めて並ぶ人たち=12日(中野智明氏撮影・共同)
過激派組織「イスラム国」(IS)系勢力を狙った米軍の攻撃があった西アフリカの経済大国ナイジェリア。北部を中心にイスラム過激派のテロがやまない。子どもらの集団拉致も続発し、国内避難民は数百万人に上る。「政府の援助はほぼない」「見捨てられた」。首都アブジャのキャンプに逃れた人たちは、故郷への帰還のめどが立たない中、窮状を訴えた。
アブジャの住宅街にあるキャンプには、ビニールやトタンを使った粗末な掘っ立て小屋が並んでいた。3千人以上が暮らし、衛生環境は劣悪。広場の一角で、街中から集められたペットボトルの山が悪臭を放っていた。
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