ベネズエラのマドゥロ大統領(中央)、ロドリゲス氏(左)ら=2018年5月、カラカス(AP=共同)
 ベネズエラのマドゥロ大統領(中央)、ロドリゲス氏(左)ら=2018年5月、カラカス(AP=共同)
 国会で演説するベネズエラのロドリゲス副大統領=2025年12月、カラカス(ロイター=共同)
 ノーベル平和賞受賞の記者会見に出席するマチャド氏=2025年12月11日、ノルウェー・オスロ(ゲッティ=共同)
 米フロリダ州の私邸で記者会見するトランプ大統領=3日(AP=共同)
 想定されるベネズエラの動き

 反米を旗印に長年ベネズエラを率いたマドゥロ大統領が米国に拘束された。ベネズエラは強権体制を維持して米国と対立を続けるのか、力を振りかざすトランプ米大統領への服従に転換するのか。民主化を望む声はあるが、公正な選挙実施の見通しや野党指導者マチャド氏の影響力は不透明で、誰が統治するのか国民に不安が広がる。ベネズエラの今後のシナリオを探った。

 ▽結束誇示

 当面、政府を率いると目されるのがロドリゲス副大統領だ。最高裁に暫定大統領就任を命じられた後の演説で「米国の侵略」を非難し、マドゥロ氏支持の姿勢を示した。

 脇を固めるのはロドリゲス氏の兄でもある国会議長やカベジョ内相ら。独裁化した現体制の維持に向け政...

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