
米ベネズエラ関係の構図(写真はロイターなど)
トランプ米政権が急襲したベネズエラの情勢は4日、ロドリゲス暫定大統領による突然の対米協力表明で緊張緩和の兆しが出てきた。石油利権確保を狙う米国は統制が利く強権体制の存続が好都合と判断したもよう。メンツと政権の維持を図りたいベネズエラ側と利害が一致し、融和の演出となった。急展開の背景には「裏取引」があったとも報じられている。
▽一変
「わが国民や地域には戦争ではなく、平和と対話がふさわしい」。ロドリゲス氏は4日の声明で、副大統領として仕えたマドゥロ大統領の哲学だと前置きし、米国と協力を進めると強調した。米軍による攻撃を「恥ずべき行為」と非難した前日の姿勢を一変させた。
4日の閣議では、マドゥロ...
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