ギリシャ・オリンピアで開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪の聖火の採火式でスピーチするIOCのコベントリー会長=2025年11月(AP=共同)
 ギリシャ・オリンピアで開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪の聖火の採火式でスピーチするIOCのコベントリー会長=2025年11月(AP=共同)
 ロシアとベラルーシの五輪参加を巡る経過

 1カ月後に開幕が迫るミラノ・コルティナ冬季五輪で、国際オリンピック委員会(IOC)は2024年パリ夏季五輪に続き、ウクライナに侵攻したロシアの選手について個人の中立選手(AIN)として参加を認めた。ただ、予選参加の可否を委ねられた各国際競技連盟(IF)に温度差があり、足並みはそろわず混乱も。出場者は少数にとどまる見通しで「平和の祭典」への道のりは遠い。

 ▽根強い反発

 「戦争が続く限り、どのような形でも彼らの参加を許すべきではない」。昨年9月、フィギュアスケートでロシア勢が約3年半ぶりに国際大会復帰を果たした五輪最終予選。ウクライナに出場枠をもたらした男子のキリロ・マルサクはIOCなどの決定を...

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