
米ワシントンで演説するトランプ大統領=6日(ゲッティ=共同)
トランプ米政権がベネズエラ攻撃に踏み切り、西半球で動揺が広がっている。トランプ大統領はメキシコやコロンビアを威嚇し、デンマーク自治領グリーンランドへの武力行使の可能性にも言及。「力による支配」は、中南米で進む政治状況の塗り替えを加速させる恐れがある。
▽危険な前例
「コロンビアもひどく病んでいる。コカインを作って米国に売るのを好む病んだ男が率いている」。トランプ氏はベネズエラ攻撃翌日の4日、コロンビアに矛先を向けた。軍事力行使の可能性を問われ「良い考えだと思う」とまで踏み込んだ。
米政権は昨年12月公表の国家安全保障戦略(NSS)で、西半球への他国の干渉に反対した19世紀の「モンロー主義」に...
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