
福井県の杉本達治前知事のセクハラに関する調査結果について、記者会見する特別調査委員の河合健司弁護士(左)。中央は鷲頭美央副知事=7日午前、福井県庁
杉本達治・前福井県知事のセクハラを受けた職員は、気に入る対応をしなければ仕事ができなくなる恐怖感があった、と弁護士の調査に話したという。管理職に届きながら見過ごされた被害の訴え。調査報告書は「通報しにくい県庁の組織風土があった」と批判する。自治体では選挙で選ばれた首長が強大な権力を持つ。専門家は「トップを含む組織の全員が正しい知識を身につけることがハラスメント抑止につながる」と話した。
▽圧倒的
「スマートフォンの通知音や受信の表示のたび、メッセージが届いたのではないかと過敏になり、怖くなった」。調査に自身の被害を明かした女性職員の1人は、当時をこう振り返ったという。
7日に公表された調査報...
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