インド・ニューデリーにある自宅のベランダに現れたサル=2025年11月(共同)
 インド・ニューデリーにある自宅のベランダに現れたサル=2025年11月(共同)
 近所の人から防寒対策をしてもらった野良犬=2025年11月、インド・ニューデリー(共同)
 インド北部リシュケシュで、犬の近くを歩くサル=2025年12月(共同)

 人生で何度「減量すればよかった」と反省したことか―。インドの街角を歩いていると、ふとその後悔が頭をよぎることがある。凶暴そうな野良犬に出くわした時だ。ふくよかな体形だと標的になりやすいのではないかとひやひやしてしまう。

 インドは都市部、農村部を問わず野良犬だらけだ。他の動物も多い。ヒンズー教で神聖とされる牛が車道の真ん中を悠々と歩き、脇を馬車が通り過ぎる。首都ニューデリーにある自宅のベランダにはサルがいた。犬、サルときて、キジならぬ野生のクジャクを見ることもあり、「桃太郎」の世界にいるかのようだ。

 インド人にとって動物との距離は近い。特に野良犬には優しく、寒くなれば近所の人が服を着せ、簡易犬...

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