高関税の影響を説明する自転車メーカー「バイク・フライデー」のハナ・ショルツさん=2025年12月、米オレゴン州ユージーン(共同)
 高関税の影響を説明する自転車メーカー「バイク・フライデー」のハナ・ショルツさん=2025年12月、米オレゴン州ユージーン(共同)
 高関税の影響を説明する自転車メーカー「バイク・フライデー」のハナ・ショルツさん=2025年12月、米オレゴン州ユージーン(共同)
 自転車メーカー「バイク・フライデー」の工場の前に立つハナ・ショルツさん=2025年12月、米オレゴン州ユージーン(共同)

 製造業の再興を掲げる第2次トランプ米政権の高関税措置は、輸入コストの増大や供給網の混乱で中小企業の経営を苦しめ、裏目に出た。廃業を迫られた事例もあり、現場からは悲鳴が上がる。西部オレゴン州で自転車メーカーを手がける女性経営者は「ものづくりの実態を知らない人にしか通じないおめでたい話」と失望を隠さない。

 ▽二転三転

 「関税が安定するまで事業を縮小した方が安全だと考えた」。自転車の部品や製造機械が所狭しと並ぶオレゴン州ユージーンの工場で、ハナ・ショルツさん(48)は2025年12月、この1年で従業員20人あまりのうち2人が離職した後も穴埋めをしなかった理由を語った。

 オーダーメードの自転車を手が...

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