
政府与党連絡会議で発言する高市首相=9日、首相官邸
高市早苗首相が衆院解散の検討に入ったことに対し、重要政策の実現に向け協力してきた野党が不信感を強めている。予算の早期成立よりも自民党の議席増を優先する「自己都合解散」と見なすためだ。首相は社会保障と税の一体改革を議論する「国民会議」や、選挙制度に関する与野党協議会の加速化を訴えているが、解散に踏み切れば野党をさらに硬化させ、政策停滞は避けられない。
▽国民置き去り
「政府、与党だけでなく、野党の皆さまも交えた国民会議を今月中に立ち上げる。スピード感を持って検討を進めたい」。首相は9日の政府与党連絡会議で、野党も含めた合意形成に意欲を示した。主要テーマの「給付付き税額控除」は中低所得者に税控除...
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