生成人工知能(AI)で加工した性的な偽画像がインターネットに氾濫する問題で、政府がX(旧ツイッター)への対策要請に踏み切った。子どもが被害に遭う深刻な事例もあるとされ、改まらなければAI法に基づく指導を視野に入れる。ただ投稿や拡散の速さに比べて正当な手順を踏む政府の対応は後手に回りがちで、専門家は、より踏み込んだ規制強化の必要性を訴える。

 ▽無断で加工

 「現時点でも引き続き不適切な画像の出力は見受けられる」。小野田紀美AI戦略担当相は16日の記者会見で、偽画像の被害が今なお発生し続けているとして、Xに対し「早急に改善を促す」と語気を強めた。

 Xでは昨年末から生成AI「グロック」による画像編集...

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