
第3委員会の決議について議論する会合を進行するベーアボック国連総会議長(左)=2025年12月、米ニューヨークの国連本部(国連提供)
米国の第2次トランプ政権発足から20日で1年。多様性・公平性・包括性(DEI)への反対姿勢は、国連総会の場でも鮮明になっている。DEIの推進が盛り込まれた決議案には原則反対する。安全保障理事会と異なり、総会の決議案は米国が反対しても賛成が多数を占めれば採択されるが、日本や欧州からは人権問題の後退を懸念する声が広がっている。
人権問題を扱う国連総会第3委員会では例年、決議案の採否を決める前に議論を尽くし、議場の総意により無投票で採択するケースが多いが、2025年は米国が無投票採択に異議を唱える場面が相次いだ。国連関係者によると、24年の第3委員会では採択された決議49本のうち投票による採択は1...
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