
乳がん患者と「AIピアサポーター」が対話するLINEの画面(長谷井嬢・岡山大教授提供)
人工知能(AI)が乳がん患者の相談相手となり、心理的ケアを行う「AIピアサポーター」を岡山大の研究チームが開発した。LINE(ライン)を使って対話する仕組みで、患者は時間や場所の制約を受けずに24時間いつでも悩みや不安の相談ができるという。
ピアサポーターとは、病気や障害の経験を持ちながら、その経験を生かして同じ苦しみを抱える“仲間”を支援する人を指す。今回のAIは、39歳の時に乳がんを患った経験のある50歳の会社員女性と設定されている。
例えば、患者が「胸がなくなるのが怖い」と手術への不安を訴えると「その思いはとても自然。無理に押し込めず、そのままでいて大丈夫」と気持ちに寄り添う。抗がん剤...
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