東京電力の“七つの約束”
 東京電力の“七つの約束”

 東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働させたことで、原発推進を掲げる政府にとって大きな節目を迎えた。再稼働の「大義」となったのが、2011年3月の福島第1原発事故で甚大な被害を与えた福島に対する責任だ。前代未聞の作業が続く廃炉の完遂、復興、被災者への賠償―。東電が背負うものはとてつもなく大きい。責任を果たす覚悟に加え、事故を起こした東電に再び原発を運転する資格が本当にあるのかが、今後も厳しく問われ続ける。

 ▽七つの約束

 「審査の中でわれわれの覚悟を伝えるヤマ場だった」。東電関係者がこう振り返るのが、柏崎刈羽6、7号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査が終盤に差しかかった17年。免震重要棟の耐震性...

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