デスティニープラスの模型を手に、小惑星探査について説明するJAXAの尾崎直哉准教授
 デスティニープラスの模型を手に、小惑星探査について説明するJAXAの尾崎直哉准教授
 小惑星探査機デスティニープラスのイメージ(JAXA提供)
 デスティニープラスによる探査が予定されている小惑星アポフィスのイメージ(欧州宇宙機関提供)
 「フライバイサイクラー軌道」を使った探査のイメージ

 太陽の周りを回る小さな天体である小惑星は、約46億年前に太陽系ができた頃の様子をとどめているとされ、地球や生命の起源を探る手掛かりとして重要な探査対象だ。近年は、将来の活用を見据えた資源探査や、地球への衝突回避といった目的も加わったため、一つの探査機で素早く多くの小惑星を調べようという計画が注目されている。

 ▽140万個

 太陽系の小惑星は軌道が分かっているだけで140万個以上。昨年観測を始めた南米チリの天文台は数日間で2千個以上の小惑星を新たに発見するなど、今後さらに数が増えると予想される。

 多くは火星と木星の間の「小惑星帯」にあり、岩石でできた「S型」、水や有機物を含んだ「C型」、より原始...

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