日本でも「女性の休日を」と呼び掛ける集会で思いが記されたプラカードを手に記念撮影する女性ら=2026年2月24日、国会
 日本でも「女性の休日を」と呼び掛ける集会で思いが記されたプラカードを手に記念撮影する女性ら=2026年2月24日、国会
 山田慎太郎さん
 アイスランド地域研究が専門の山田慎太郎さん
 男女格差報告の順位とアイスランド
 2025年10月24日、アイスランドの首都レイキャビクで「女性の休日」50年を記念し、行進する人々(共同)
 ジェンダー課題について語り合う「もやもやを語る会」=2026年1月、名古屋市(「女性の休日」名古屋実行委員会提供)

 3月8日の国際女性デーに合わせ、半世紀前のアイスランドの女性運動を象徴する大規模ストライキ「女性の休日」にインスパイアされたイベントが日本各地で展開されています。

 なぜ今、このストライキがこれほどまでに注目されるのでしょうか。それは、世界で最も男女平等が進んでいるとされるアイスランドにおいて、この出来事が大きな転換点の一つとされているからです。

 しかしアイスランドが一夜にして「ジェンダー平等世界一」となったわけではありませんでした。そこには、このストライキを支え、さらにその先へとつないでいった、女性たちによる長い闘いの歴史があります。

 このストから私たちが本当に学べることは何なのでしょうか。...

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